ワードプレスでブログを運営している人ならインストールして使っていることが多いプラグイン、All in One SEO PackとJetpack。自分のワードプレステーマとの相性で悩んでいませんか？
当ブログは有料ワードプレステーマ「JIN」を使用しています。
私がJINを使っている理由とその魅力は、こちらに詳しく書いてあります。
当ブログは、JIN公式サイトに「デザインが参考になるJINブログ」として紹介されています。
大好きなテーマであるJINですが、どうもAll in One SEO PackやJetpackといった、一部のプラグインと相性が悪いのでは？と思われる事態におちいり、それらを無効化しました。
そこでこの記事では、その経緯をまとめていきます。
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JINとAll in One SEO Packで不具合が出る！
私がJINとAll in One SEO Packとの相性を気にし始めたのは、
ディスクリプションがうまく反映されない？？
Twitterカードに、入れたURLとちがうアイキャッチが表示される
ということが起きたからです。
ディスクリプションが反映されない
個別記事の作成時、編集ページの一番下の方には記事のディスクリプションを入れるところがありますが、All in One SEO Packを入れていると、JIN独自のものとプラグインのものと、ふたつの入力欄が出てきます。
最初に悩んだのはこの部分で、ある日、All in One SEO Packの方に入れたディスクリプションが検索結果に反映されていないことに気づいたんですね。
All in One SEO Packのものを反映させたくて、最初にやったこと
JIN固有のディスクリプションの欄には入力していなかったためか、検索結果には記事本文の冒頭が出ている…おかしい！これじゃクリックしてもらえなさそう…
と思い、All in One SEO Packのディスクリプションを反映させるために、Takaさんの運営するブログ「NRP」の記事を参考に、header.phpをいじりました（やってみる方はくれぐれもバックアップを取って自己責任で！）。
それでも完全解決はしなかった
これで一応ディスクリプションは反映されやすくなりましたが、100%とは言えず…でもそこにこだわりすぎると沼なので、そのままにしていました。
【追記】
と思っていたら、ついに答えを知ることができました！
【初心者さんへ】
記事の #メタディスクリプション がグーグルの #検索結果に反映 されないことってありますよね😳私も何度かツイートや記事も書いていたのですが、ついにわかった❗️
グーグル様がメタディスクリプションやページ内から作るから、完全にこっちの思う通りにはできないんですって😭
— STすこみみ＠リハ学生の味方 (@theratama01) 2018年10月6日
ということで、ある程度はしかたないみたいです。
おとなしくGoogle先生のなさる事に従いましょう。
私は最終的にAll in One SEO Packを無効化したので、上記の作業で変更したheader.phpは元に戻しました。戻さないままだと、個別ページでJIN固有のディスクリプションの入力欄に入れても反映されません！こんな時のためにも、変更前の内容はかならず保存しておきましょう。
Twitterカードの表示がおかしい
今回、All in One SEO Packのプラグインを無効化しよう、削除しようと思ったのが、この「Twitterカードがうまく表示されない」という事態がきっかけです。
はじめはTwitter側のキャッシュを削除してみたけどダメでした。
Card validatorを使えばキャッシュは削除できます。
JINについては、まだトラブルに関する記事も少なかったために、原因もわからず、悩みました。
JINのOGP画像のメタタグとプラグインのメタタグの重複が影響
困り果てて、私はついにTwitterで助けを求めることに。複数の方からいただいたお返事の中に、ついに答えと思われるお返事に出会いました。
元々JINの機能で正しいOGP画像のメタタグが出力されているのに、後からAll in One SEO Packのメタタグがさらに出力されて被ってるのが悪さしてると思います。All in One SEO PackのSNSの設定を無効にするか、プラグインを停止してみて下さい。
— うれしデザイン (@ureshidesign) July 26, 2018
本当に本当に、このリプには助けていただきました。実はこれだけではなく、さらに助言していただいたのですが…
All in One SEO Packを無効化
JINユーザーのあなたならお分かりだと思いますが、JINのカスタマイザーにはOGPを設定するところがあります。私ももちろんそこで設定をしていました。
今回の問題はさらにAll in One SEO Packの方でもOGPの設定をしていることにあるのでは、という助言をいただいたわけです。
OGPとはOpen Graph Protocolの略。SNS上でWEBサイトの情報をつたえるための情報（タイトルや画像など）のことを言います。
そこでさっそく、All in One SEO Packを無効化してみました。
これで解決！のはずが…別のプラグインも関係していた
結局、こちらも人気のプラグインであるJetpackの使用でも不具合が起こることがわかり、こちらも無効化することによって、不具合は解決しました。
JINを使うならAll in One SEO Packは不要
All in One SEO Packは「おすすめプラグイン〇選」という記事には必ず入るほどの優秀プラグイン。
サイト全体から個別の記事に至るまでのSEO対策の設定や、OGPの設定がこれひとつでできてしまうので、入れておくと実際とても便利です。
ですが、JINの場合、サイトのSEO設定もOGP設定も、すべてもともとできるようになっています。
そのため、All in One SEO Packを一緒に使うことでそれぞれの設定が重複してしまい、かえって不具合を引き起こすことになりかねないことがわかりました。
したがって、JINをテーマとして使用するなら、All in One SEO Packを使う必要はなく、むしろ無効化したり削除したりすることを私はおすすめします。
All in One SEO Packを無効化したら行うこと
All in One SEO Packを無効化したら、JINの設定を再度確認しておきましょう。
- JIN固有のOGP設定やSEO設定をきちんと行うこと
- All in One SEO PackでGoogleアナリティクスを設定をしていた場合は、無効化時に別に設定しなおすこと(JINの場合は管理画面のHTMLタグ設定で入力）
- 将来JINからほかのテーマに変更する場合は、SEO対策やOGP設定をしなおすこと
ぬけがあると、検索順位やSNS投稿時の状態に影響を与えてしまいます。せっかくのJINの機能をちゃんと発揮できるように気をつけてくださいね。
まとめ
- SEOに優れたJINの場合、All in One SEO Packを入れる必要はありません
- 入れるとかえって機能が重複して不具合が生じることがあります
- Twitterカードがうまく表示されない時は、All in One SEO Packを無効化することで解決する場合があります
- ディスクリプションが反映されないのもAll in One SEO Packとの重複が原因の場合も
- プラグインを無効化したら、JIN固有のSEOやOGP、Googleアナリティクスの設定を確認しましょう
